漫画の中で犯罪を表現したらアウト!?
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12月6日、「『非実在青少年規制』改メ『非実在犯罪規制』へ、都条例改正案の問題点は払拭されたのか?」と題された集会が開催された(主催:東京都青少年健全育成条例改正を考える会/協力:コンテンツ文化研究会)

 12月6日、いわゆる都条例問題を考えるシンポジウムが「なかのZERO」で開催された。

 開催予告から当日までの期間が短く、告知も主催と出演者たちがTwitterなどで参加を呼びかける程度だったが、当日は整理券が発券され、定員550人の会場に1600人近くが集まり、会場周辺には長蛇の列ができた。

 あふれた約1000人の参加希望者はサブ会場でのパブリックビューイングとなったが、そのサブ会場にも入れずに帰る人も出るという盛況ぶりで、この問題に対する関心の高さが伺えた。

 当日は、評論家の呉智英氏(日本マンガ学会会長)をはじめ、漫画家のとり・みき氏、作家の山本弘氏、ジャーナリストで前衆議院議員の保坂展人氏など、漫画家や識者の他、国会議員・都議の飛び入り参加も見られた。また、ニコニコ動画での生放送中継には7万人以上の来場者を記録した。

 今回は、当日のレポートと、主催者の1人である山口貴士弁護士へのインタビューをお送りする。