トヨタ自動車グループの研究開発会社である豊田中央研究所(愛知県長久手市)は、太陽光と水、二酸化炭素(CO2)を使って有用な物質を作り出す「人工光合成」の技術で、エネルギー変換効率10.5%を達成した。装置の大型化や部材などの工夫で、従来より3ポイント以上高めた。

実用化の目安とされる10%を超え、脱炭素社会に向けた新技術として注目される人工光合成の社会実装が近づいてきた。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO78499490W1A211C2TEC000/