米国の元スピードスケートメダリストが、新型コロナウイルスの給付金約1000万ドル(約11億4000万円)を不正に取得した容疑でユタ州連邦検察に起訴された。

 英「デーリー・メール」によると、2010年バンクーバー五輪ショートトラック女子3000メートルリレー銅メダルのアリソン・ベイバーは、昨年4月、自分の会社に430人もの従業員がおり、月給は400万ドル(約4億5000万円)以上だと主張し、給与融資の申請を数回行っていた。

 しかし、検察によると、該当の会社には従業員もおらず、毎月の給与もなかったという。ベイバーの申請は承認され、裁判所によれば、1000万ドル弱(約10億円)の支払いを受けていた。

 報道によれば、不正に得た金は、俳優のイライジャ・ウッドが製作した映画の資金に充てていたという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d0747d2da99f65e1ea60b828df3d726bb707b1d1