飯塚氏死去で岸田首相「心から申し訳ない」

 拉致被害者家族会の前代表・飯塚繁雄さんが亡くなったことを受け、岸田総理は「心から申し訳ない思いでいっぱい」と述べ、問題解決に全力で取り組むと訴えました。

岸田文雄首相
 「飯塚さんが妹の(拉致被害者)田口八重子さんと再会できずにお亡くなりになったこと、心から申し訳ない思いでいっぱいであります」

 岸田総理は「家族会の方々の高齢化が進む中で一刻の猶予も許されない」と、改めて拉致問題解決に向けて強い決意を述べました。飯塚さんは今年10月、総理に対して問題解決に向けて、「ぜひいろいろなチャンスをものにして頂きたい」と想いを伝えていました。

 松野官房長官は神戸で拉致問題を考える集会に参加し、飯塚さんの死去について、「じくじたる思い。拉致問題は岸田内閣の最重要課題、悲願実現のため総力を挙げ取り組む」と強調しました。

https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4430387.html