香港の立法会議員選挙は、ことし3月に「愛国者による統治」を掲げる中国の習近平指導部が主導して
選挙制度の変更が決められてから初めてで、90の定数に対し153人が立候補しています。

変更によって、市民の直接投
票で決まるのは20議席に減り、残る70議席は中国との関係が深い業界の代表枠のほか、親中派がほぼ独占する「選挙委員」が選ぶ仕組みとなって
います。

さらに民主派にとって、立候補する条件が厳しくなったため、民主派
の政党はいずれも候補の擁立を断念しました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211219/amp/k10013394511000.html