横田一「維新についておうかがいしたい。選挙が終わった途端、自民党以上に改憲に前のめりで、第二自民党安倍派のようになっているのですが、
維新とこれからどう戦うのか、実態を明らかにするのか、大石さんと山本代表のお考えをおうかがいしたいのですが」

山本太郎代表「今質問をいただいた内容は維新、他にもありますが、憲法改正という部分にかなり前のめりな方々ですね。今すぐ憲法改正をしないといけない理由は何がありますか。その改正をしたことによって、すぐに何かが変わりますか。私は、それは優先順位の一位ではないと思っているのです。
、今、この国の状況、25年間の不況の中でコロナがやって来て、多くの方々が所得を減らし続け、生活困窮であったり地盤沈下している生活の中で、憲法の議論を大々的にやりながらということを今やる必要があるのかなというのが私の考えです」

「私が考えるに、例えば、この25年の不況、デフレから脱却できないという状況の中で多くの方々が生活が厳しい状況に追い込まれました。厚生労働省、令和元年の内容ですけれども、全世帯のうち生活が苦しいと言っている人達が54.4%、母子世帯が86.7%。この状況を鑑みた時に憲法が守られている政治が存在していないと思っています。」

 「なぜならば、憲法25条を見るならば、『すべて国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する』。つまりは先ほど苦しまれている、生活が一杯一杯だと言われている方々は、憲法25条によって守られていないのです。つまりは政治が(憲法に沿った形で)機能していないということ。」

「憲法が守られていないという現実を作りだしてきたこの政治の中で、『憲法を変えたい』って、これは盗人が窃盗罪を緩めろと言っているのと一緒なのです。『都合のいいことを言っているな』『まずやるべきことをやるべきだ』という話です」

「火事場泥棒的に変えるのは図々しいにも程があるだろうなということなのですよ。火事場泥棒的に憲法を変えようとしている奴ら一番やばい」

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