【有馬記念】エフフォーリアは日曜追いで坂路55秒5「問題なく順調」

中央競馬の暮れの大一番・有馬記念(G1、芝2500メートル、26日=中山)まであと1週間となった。19日は出走予定馬が東西トレセンで調整された。

ファン投票1位を獲得したエフフォーリア(牡3、鹿戸)は、馬場開場一番の午前4時から美浦坂路コースで2本追い。1本目を15−15程度で軽めに駆け上がりまずは体を温める。追い切りの2本目は単走で4ハロン55秒5−12秒5(馬なり)をマーク。迫力ある馬体を余すことなく使い、しまいは力強く末脚を伸ばした。追い切りを終えた後の歩様にもひときわ活気があり、具合の良さが感じられる。

見届けた鹿戸師は「時計も予定どおりだし、動きもいつも通り楽に走れていたし、気配もいつもと変わりない。何ら問題はなく順調ですよ。先週ジョッキーが乗っていい感じでピリッとしてきた。今週は併せ馬でやるつもりです」と納得の表情を浮かべ、グランプリ制覇へ着々と態勢は整えられている。

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