小山さんといえば、渋い大人の男性から陽気で少し間の抜けた男性まで、幅広い役柄を演じる人気声優。低く張りのある声で、アニメだけでなくジョージ・クルーニーやキーファー・サザーランドなどの吹き替えも担当しているので、あまりアニメを見ない人もなじみのある声なのではないでしょうか。

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 そこで今回は小山力也さんが演じたキャラクターの中から、編集部がピックアップした3人を紹介します。

●毛利小五郎(名探偵コナン)

 「名探偵コナン」の影の主役ともいえるキャラクター「毛利小五郎」。「毛利探偵事務所」を経営する私立探偵で、コナンが推理する際、睡眠薬で眠らせてその声を借りることから「眠りの小五郎」と呼ばれています。小山さんは、そんな小五郎の2代目声優として、真剣な様子からおちゃらけた様子まで巧みに演じています。
●ハクオロ(うたわれるもの)

 2002年にPCゲームとして発売され、その後アニメ化もされた「うたわれるもの」。小山さんはこの作品で、主人公のハクオロを演じています。ストーリーが進んでいくにつれ、「ハクオロは小山さんしか演じられない」と思った方も多かったことでしょう。2022年4月には「うたわれるもの」が発売から20周年を迎えるとのことで、また盛り上がりを見せそうですね。
●衛宮切嗣(Fate/Zero)

 「Fate/Zero」の主人公であり、「魔術師殺し」と呼ばれる魔術師「衛宮切嗣」。原作者の奈須きのこさんが「人間のフリをするロボット」と評しているだけあって、父親・師・相棒など、親しい人を次々と手にかけて虚無的な生き方をしています。小山さんはそんな衛宮の苦悩や内面からにじみ出る優しさを見事に表現。緊張感のあるバトルシーンでも、小山さんの声が淡々とした衛宮の様子にマッチしていましたね。


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