民主派全敗、親中派一色に 投票率は過去最低―香港立法会選

【香港時事】19日に投票が行われた香港立法会(議会、定数90)選挙は、20日午前に大勢が判明し、「民主派」を名乗っていた数人の候補者は全員大差で落選した。1997年の香港返還後初めて選挙によって立法会から民主派が消え、親中派一色となることが固まった。

「偽物の選挙」「白票も権利」 投票所前で抗議も―香港
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最も民意が反映される直接選挙枠(定数20)の投票率は、過去最低の30.2%にとどまった。中国主導で導入された新たな選挙制度によって多くの民主派は事前に排除され、親中派の「圧勝」という結果が見えた選挙に、有権者の関心は低調だった。
香港市民は伝統的に6割が民主派支持とされるが、今回はこうした民主派に親近感を持つ有権者が軒並み棄権したとみられ、必然的に親中派に票が集中する構図となった。自称民主派らも親中派の推薦を得て出馬したため、

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