下記は、ニューヨークの地下鉄に掲載された広告だ。勃起不全や抜け毛など、男性向けコンプレックスをターゲットにしたD2Cヘルス企業のHimsなどのものである。サボテン、植物などを男性器に見立て、ターゲットとなる男性に訴えかけている。
https://dsignal.ismcdn.jp/mwimgs/7/1/-/img_71646325c2c2db873d1b585c821e12691114435.png
下記は、女性向けセクシャルウェルネス企業のUnboundがニューヨーク市の地下鉄に掲載を依頼した広告だ。パッと見ても何の広告だが分からないようになっているが、この広告は、“不適切である”と掲載を拒絶された。
https://dsignal.ismcdn.jp/mwimgs/b/5/-/img_b5ea482ccada34edfcadec29387a06691504683.png
別の例を見てみよう。下記は、前回の記事でも紹介した更年期向け遠隔医療を手がけるGennevの広告だが、これも不適切として“プラットフォームから認可されていない”広告に振り分けられている。
https://dsignal.ismcdn.jp/mwimgs/1/7/-/img_171a8ce3976c9c9f0d1f0342b525ecf340529.jpg
また、膣の萎縮を抑制することを目的としたヘルステック製品を製造しているJoyluxは、ソーシャルメディアから広告掲載を拒否されたという。失禁や膣の乾燥など、加齢や出産にまつわる女性の悩みを解決するために開発された製品にも関わらず、セックストイに分類されてしまっているというのだ。
https://signal.diamond.jp/articles/-/986