母は昔から思ったことをはっきり言う性格でした。父は穏やかな性格で、あまり自己主張するタイプではありません。
私が大学生になったある日、父が「離婚したい」と家を出て行きました。しかし私は父を責める気持ちにはなれなかったのです。
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父に対して要求ばかりで言いたい放題の母と、何を言われても穏やかに受け止める父。小さい頃は当たり前の光景として受け止めていましたが、成長するにつれて次第に違和感を持つようになりました。
どちらか一方だけが我慢することで成り立っている夫婦関係の歪さに気づいたのです。私は母と話した後、家を出て行った父のもとへ向かいました。
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父も母も今は結論を急がず、落ち着いて話し合いができるまでしばらく別居状態でいるそうです。いつかそのうち私も結婚し、新しい家庭を築くかもしれません。
しかし家族であっても思いやりを忘れず、きちんと言葉にして伝える努力をすることが大切なのだと学びました。
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