医師資格が無くワクチン接種の問診などをした女の裁判、検察・懲役3年を求刑
12/21(火) 14:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/babb0f0e20454a9f525cf1580643c2c3b063a295
医師の資格がないにも関わらず、
介護施設の入所者に新型コロナワクチンの接種に必要な問診をした罪などに問われている女の裁判で、
検察側は懲役3年を求刑しました。
起訴状などによりますと茨城県水戸市の無職の女(70)は、
医師の資格がないにも関わらず、水戸市内の介護施設の管理者として働くため
医師免許のコピーを偽造し、今年5月から約1カ月の間に、108回にわたり施設の入所者らに、
新型コロナワクチンの接種に必要な問診などの医療行為を行ったなどとされています。
21日の公判で、検察側は
「施設の採用面接で『北海道大学医学部出身で、道内や東京都内の病院で勤務経験がある』と話していた」
などと指摘し、
「嘘に嘘を重ねた今回の犯行から、今後も自尊心を満たすため再犯に及ぶおそれがある」
などとして懲役3年を求刑しました。
女は起訴内容を認めていて、弁護側は
「犯行の原因が自己の虚栄心であることを認識していて、今後は嘘のない生活をすることを決意している」
などとして、執行猶予付きの判決を求めました。