三菱UFJ信託銀行の元社員2人が、11人の顧客からあわせて現金5800万円あまりを着服していたことがわかりました。

 三菱UFJ信託銀行によりますと、渉外担当の50代の元女性社員が中野支店と吉祥寺支店の顧客9人からあわせて現金5370万円を受け取り、着服していたということです。ほかにも30代の元男性社員が中野支店の顧客2人の預金あわせて442万円を引き出し、着服したということです。着服は社内調査で発覚したもので、いずれも懲戒解雇されています。

 着服した金については、2人とも「生活費などに使用した」と話しているということで、三菱UFJ信託銀行は被害にあった顧客に対して既に謝罪したうえで、被害金の補償に向けた手続きを進めているということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e81dac3310175fa770ed5d5a8595b5b097dde759