ホームレスになった若者たち、無料Wi-Fiが“最後の命綱”に 『ザ・ノンフィクション』
都内の公園で、生活困窮者のための炊き出し会場に掲げられた「無料Wi-Fi使えます」「スマホ充電できます」の看板。
そこに続々と集まってくるのは、スマホを手にした若者たちだ。彼らは職や家を失ったホームレスで、その命をつなぐツールがスマートフォン。
電話料金が払えず、使えなくなったスマホだが、無料Wi-Fiを利用し、インターネットに接続すれば、炊き出し場所の検索、安価なネットカフェの予約、支援相談窓口への相談もできる。
まさに彼らにとって通話のできなくなったスマホは、生きていく上での“最後の命綱”なのだ。
きょうも彼らは、無料Wi-Fiスポットを求めて都会の街をさまよう。
https://news.mynavi.jp/article/20211210-2222496/