年末年始に帰省 久しぶりのお墓参り。「本当に必要?」近年、全国で微増する「墓じまい」問題

今年は昨年に比べ、年末年始に帰省する人が増える見込みです。帰省される方の中には、久しぶりにご先祖様へのお墓参りに行く人も多いかと思います。その際、親族が集まるタイミングで「お墓」について話し合う機会もあると思われます。
そこで、意外と知られていない「墓じまい」の正しい知識や、避けるべきケースなどについてご案内します。
ここ最近、様々な事情から「墓じまい」を決断するケースが微増しています。約300社の石材店で構成される「一般社団法人 全国優良石材店の会」(事務局:東京都品川区、会長:吉田 岳、以下 全優石)では、墓じまいの正しい知識や手順をまとめた「墓じまいガイドブック」を作成しました。
全国的に件数が微増する中、安易に墓じまいを考える傾向も表れています。しかし、墓じまいには「避けるべきケース」と「考えるべきケース」があり、後のトラブル防止や後悔をしないためにも、墓じまいの意味や手続きについて知っておく必要があります。今回、意外と知られていない、“墓じまいの正しい知識”をご案内します。
お正月は、時期的にお墓参りに行く方も多い
「お墓参りの時期、機会」を調べたアンケート調査結果では、お正月の時期にお墓参りに行く方は、全体で13.3%※と、一定数いることが判明しております。今年は昨年に比べると、久しぶりに帰省される方も増え、お墓参りに出かける方も多くなると予想されます。
※アンケート調査概要:平成30年3月〜5月末の期間、
「全優石」認定店で、墓石を契約された方を対象に調査実施(全国2,437サンプル)

https://www.jiji.com/sp/article?k=000000005.000062948&;g=prt