https://news.yahoo.co.jp/articles/15a4b4325c18472124b251243dbe5189d58f09de

12月21日の記者会見で、こう語った岸田文雄首相(64)。安倍晋三元首相(67)の肝いりの政策として行われた、
いわゆる“アベノマスク”政策。

全世帯と介護施設向けをあわせた約2億8000万枚の布マスクの調達と配布に500億円超。さらに、
余った約8200万枚ぶんのマスクの保管費用に約6億円(2021年3月時点まで)、カビや虫などの混入が相次いだため
行われた検品費用に約20億円と、まさに金食い虫と化しているアベノマスク。しかも、在庫のうち15%にあたる1100万枚
が不良品というおまけつきだ。

21日の会見で、希望者に配布したのち、ついに年度内に在庫を廃棄することを岸田首相は明言。
だが、“恩人”安倍元首相をおもんばかってか、冒頭のようにアベノマスク配布の意義を強調することも忘れなかった。