引き渡し遅れ 購入者が集団提訴へ 東京オリ・パラ“選手村マンション
東京オリンピック・パラリンピックの延期により、選手村として使われたマンションの引き渡しが遅れることについて、購入者が契約通りの引き渡しなどを求め、24日、集団提訴することがわかった。
東京・中央区にある選手村をリフォームしたマンションをめぐっては、大会の開催が1年延期されたことにともない、引き渡しも1年程度遅れる見通し。
マンションの購入者29人は、「引き渡しを遅らせないための努力を尽くしたとは到底言えない」と主張、売り主の企業10社に対し、契約通り2023年3月までの引き渡しや、引き渡しが遅れた場合の損害賠償8,000万円を求め、24日、東京地裁に提訴するという。
売り主の企業側は、「事実確認ができていないため、回答を差し控える」としている。
https://www.fnn.jp/articles/-/289640