真昼の大型商業施設で目出し帽をかぶり、スーパーボールのカプセルトイを機械ごと盗んだとして12月21日、26歳の男が逮捕されました。

 窃盗の疑いで逮捕されたのは、住所不定無職の26歳の男です。

 男は21日午前10時24分ごろ、北海道苫小牧市内の大型商業施設で、スーパーボールが入ったカプセルトイを、機械ごと盗んだ窃盗の疑いがもたれています。

 機械には現金1800円のほか、1回200円のスーパーボールが141個入っていて被害総額は約6万4千円にのぼります。

 警察によりますと、店内の防犯カメラに目出し帽をかぶった男が、高さ約1メートルはあるカプセルトイの機械を肩に担いで持ち出す姿がとらえられていました。

 その後、男は約50メートル先にある、店内と苫小牧駅をつなぐ連絡通路で機械を置いて休んでいたところ、追いかけてきた店員に見つかりました。

 店員が男に、盗んだのか問いただしましたが「私は盗んでいません」と言い、機械を置いてその場を立ち去ったということです。

 店員から通報を受け、警察官が付近を捜索し、店から約500メートル離れた公園で男を発見しました。

 調べに対し男は「持ち出したが盗んではいない」と容疑を一部否認しています。

 男は現金数万円を所持していたということで、警察は、男から詳しく事情を聴いています。


2021年12月22日09:23
https://www.uhb.jp/news/single.html?id=25270