2021年の高校野球で起きた最大のスキャンダルといえば、私立・大阪偕星学園高校野球部の男性コーチによる、球児たちに対するセクハラ事件だ。
8月18日に「強制わいせつ容疑」で逮捕されたのは、福岡県出身で、東福岡高校時代には甲子園のマウンドにも上がったことのある水落雄基(31)。
福岡大学在学中から男性へのセクハラ行為に手を染めてきたという水落の被害者は、大阪偕星学園だけでも14名に及んだ。

複数の被害生徒やその保護者から被害届が提出されており、10月1日には教え子の陰部を口で弄んだとして強制性交等罪で追起訴された。
大阪府警本部の拘置所で水落と会った時には、私に対してこう弁解していた。
「ずっと罪の意識は持っていました。今年1月に見つかり、福岡に帰ってからは『取り返しのつかないことをしてしまった』と後悔する毎日でしたし、逮捕されることも覚悟していました。被害者はこの10年間でだいたい50人ぐらいになるとは思いますが、正確な人数はわかりません。後輩のモノに触ることに楽しさを覚え、暴走しすぎてしまった」

https://news.yahoo.co.jp/articles/de527b9f2eda4c1d646ef700acec33845fe22667