「洗脳方法」記載の本を押収 大阪と茨城の少女誘拐公判
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 2019年に未成年と知りながら大阪市の小学6年女児と茨城県の中学の女子生徒を誘拐したとして、未成年者誘拐などの罪に問われた無職伊藤仁士被告(37)=栃木県小山市=の公判が23日、水戸地裁(中島経太裁判長)で開かれ、検察側は、被告宅から洗脳方法を記載した本や、「ターゲット」「子ども」と書かれたノートを押収したと明らかにした。

 検察側は、洗脳方法を記載したページにボールペンで下線や書き込みがあったと指摘。「15歳までの少女」「白馬の王子様と思わせる」などと書かれたノートも示して意味を尋ねた。被告は「覚えていません」「自作小説の設定かもしれない」などと答えた。