https://news.infoseek.co.jp/article/moneyplus_6998/?tpgnr=busi-econ

https://res.cloudinary.com/hya19ty1g/image/upload/v1640074237/moneyplus/NEWS/20211221_gaisyoku.jpg

今後、飛躍の可能性がある日本の外食企業は?

ランキング上位をみるとクイックフードサービス(ファーストフード、カフェ)が多いことがわかります。
ファーストフードに分類される「牛丼」「セルフうどん」は世界展開で成功する可能性が高いとみています。

また、テーブルレストランではありますが、商品が常にレーンに流れている「回転寿司」もクイックレストランとして世界展開が十分可能とみています。

日本の外食企業は(1)コストコントロール力(2)独自の商品力(牛丼、ラーメン、うどん、寿司)などは競争優位があるでしょう。
一方、(1)知名度(2)マーケティング力(3)トップマネジメントを含む海外人材などでは他国特に米国の外食企業に後れを取っていると言えます。

そうした中でゼンショーHDは一定数の店舗数を構築した中国を中心に「すき家」の出店を加速することで、
今後3年でヤム・ブランズを抜き、世界ランク4位となる可能性が高いと予想しています。

そしてトリドールHDが今後10年以内に世界の外食企業の売上高トップ10入りする可能性が高いとみています。
「丸亀製麺」だけでなく「雲南ヌードル」に加えてポークフリーのファーストフードである「Boat Noodle」「モンスターカレー」など複数の業態を展開しています。
展開地域も日本、アジア、北米、ヨーロッパなどで多店舗化を進めていく方針で、グローバル展開に軸足を置いた動きにも注目です。