平野啓一郎氏、「桜を見る会」再び不起訴方針に怒り「悪いことはやったもの勝ちですと書かれるような国に」


芥川賞作家の平野啓一郎氏が23日、自身のツイッターを更新。安倍晋三元首相の後援会が主催した「桜を見る会」の前夜祭を巡り、東京地検特捜部が公職選挙法(寄付の禁止)違反容疑などで不起訴となり、検察審査会から「不起訴不当」の議決を受けた安倍元首相を再び不起訴とする方針を固めたことを厳しく批判した。

 この日、特捜部が再捜査の結果、提供された食事が会費を上回って寄付に当たると立証するのは困難と判断した模様と報じた記事を貼り付けた平野氏。

 「酷いね」とまずつぶやくと、「道徳の教科書に、悪いことはやったもの勝ちです、と書かれるような国になってる」と厳しい筆致で続けていた。

https://www.excite.co.jp/news/article/SportsHochi_20211223_OHT1T51074/