自宅で同居する母親の顔面を殴るなどの暴行を加えケガさせたとして、57歳の女が逮捕されました。
母親はその後死亡しました。

 傷害の疑いで逮捕されたのは、北海道札幌市北区に住む無職の井上優容疑者(57)です。

 井上容疑者は12月23日午前6時20分ごろから午後10時20分ごろまでの間、同居する母親の清美さん(82)の顔面を殴ったり体を踏みつけたりするなどの暴行を加え、ケガをさせた疑いが持たれています。

 井上容疑者本人が「母が死んだ」などと交番に通報したことで事件が発覚。
24日に逮捕しました。

 発見当時母親は死亡状態で、司法解剖の結果、死因は外傷性ショックでした。

 警察によりますと、母親は胸部骨折や顔にあざなども確認され、午前中に除雪をする際に犬の世話を依頼したことがきっかけで口論となり、腹を立て暴行したとみられます。

 井上容疑者は除雪や散歩などで外出し、帰宅したあとに母親が動かなくなっていることに気づき通報したということです。

 調べに井上容疑者は「母を殴った」と容疑を認めていて、警察は傷害致死の容疑も視野に詳しく調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/bd5cf4e896c956917614b37bd07b9a32c8904afe