一部地域では中止も。ドイツのクリスマスの定番「クリスマスマーケット」の状況は?
12/22(水) 9:30

ドイツでは11月からコロナ感染者が再び急増しています。南ドイツや一部の地域では感染者数が過去最多を記録したため、クリスマスマーケットが始まる直前の11月末に開催の中止が決定されました。

その他の地域でクリスマスマーケットは予定通り開催されていますが(12月13日時点)、2Gルール(ワクチン接種済み、もしくは感染から回復した人のみが訪問可)か、3Gルール(2Gに加え、24時間以内の陰性証明保持者)が適用されています。実際に近所のクリスマスマーケットを覗いてみると、始まったころは例年と比べて随分空いている印象を受けましたが、最近では夕方のピークの時間帯になると、かなり混雑しています。

かつてのクリスマスマーケットは、地元の人たちの冬の買い物の場でしたが、現在では家族や仲間と一緒に楽しむイベントとして、また、この時期にしか味わえない多種類の料理を楽しめる場所になっています。時代の流れで変化はあるものの、それでも多くの人が心待ちにするイベントであることは変わりません。国中でクリスマスマーケットの街並みが戻ってくるのをドイツの人たちは楽しみにしていると思います。

https://news.yahoo.co.jp/articles/80e5ca8314f87980c3c217d51313bef392482cff