クリスマスのあいさつは「メリークリスマス」が当然と思われがちだが、米国人は昔ほど、この言葉を使わなくなってきている。例えば、年末商戦では、買い物客に対し「メリークリスマス」ではなく「ハッピーホリデー」と呼び掛ける店が増加。友人や知人、会社の同僚、取引先などと交わすクリスマスカードのあいさつ文からも「メリークリスマス」の文字は消えつつある。

 民間調査機関ピュー・リサーチ・センターが、クリスマス期間中に店で買い物をする際に、店員などから掛けてもらうあいさつは「メリークリスマス」と「ハッピーホリデー」のどちらがいいか聞いたところ、「メリークリスマスを好む」と答えた人は32%で、2012年の42%から大きくダウン。逆に、「ハッピーホリデーを好む」と答えた人は、12%から15%に増えた。「どちらでも構わない」との答えも6ポイントアップの52%で、米国民のメリークリスマス離れが鮮明になっている。

https://news.yahoo.co.jp/byline/inosehijiri/20171224-00079670