全日本空輸(ANA/NH)とハセガワエスティ(東京・渋谷)は12月23日、総2階建ての超大型機エアバスA380型機を貸し切る機内ウェディング「FLYING HONU WEDDING with ANA」を2022年3月に成田空港で初開催すると発表した。駐機中の機材を活用するもので、30人までの税込価格は挙式のみで250万円、挙式と披露宴で500万円となる。
【ANAのA380個室ファーストクラス】
ANAのA380は成田−ホノルル線専用機材だが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で現在は定期便の運航から離脱している。両社は今年5月と6月に羽田空港で駐機中のボーイング777-300ER型機を会場にした機内ウェディングを7組実施しており、今回はハワイを感じられる結婚式にするという。
現時点での開催日は3月6日と12日で、1月10日まで専用サイトで応募を受け付ける。相談会も予約でき、結婚式のほか、金婚式や銀婚式などにも応じるという。プランAは挙式と披露宴、プランBは挙式のみで、いずれも最大54人まで対応でき、1人当たりの追加料金はAが4万6000円、Bが5500円となる。ANAのマイルがたまり、記念品が付く。
プランAの場合、当日は保安検査を受けてオープンスポットまでバスで向かい、タラップで機内へ。1階のエコノミークラスでウェルカムドリンクの提供や写真撮影後、2階席後方のプレミアムエコノミーで挙式、ビジネスクラスで披露宴、ファーストクラスは写真撮影スペースとなる。披露宴では、客室乗務員や機内食開発担当者、ANAの機内食を手掛けるANAケータリングサービス(ANAC)のシェフが選んだ特別コースと、オリジナルのウェディングケーキを用意する。
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