球団内では「まさかアイツが」とショックを受けた者も多いという。
24日、ソフトバンクは5年目左腕の古谷優人(22)の自由契約を発表。今年夏場、ロッカールームで同僚選手の装飾品を盗んだことが発覚したためだ。
古谷は江陵高(現・北海道幕別清陵高)から2016年ドラフト2位で入団。今季は中継ぎとして13試合に登板して1勝1敗、防御率2.03。MAX160キロ左腕として期待されていた。
球団OBは「正直、驚いている」とこう話す。
「古谷は先天性の障害を抱える妹さんがおり、本人も胸郭出口症候群や血行障害などに悩まされ、今オフに手術をしたばかりだった。苦労を重ねてきた選手だったので、フロントにも『古谷には本当に頑張ってほしい』と、彼のファンが多かった。窃盗についても今回が初犯。高価なものを見て魔が差したのか……」
ソフトバンクは昨季から今季にかけて、清掃員によるグラブなどの盗難があったばかり。実は数年前も、選手による窃盗があったという。
「その選手は古谷と異なり、手癖の悪い常習犯。彼が球団を去ったときは、ナインも『これでいちいちロッカールームの金庫に預けずに済む』と喜んだほど。もともと金庫を使う選手は少ない。高級腕時計や貴金属をロッカールームのそこらに放り出し、フルチンで闊歩する選手もいる」(前出のOB)
盗んだ古谷が悪いのは言うまでもないが……。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c56b071434d97bafcf58d0cac48615e7b9ba307f