https://lite-ra.com/2021/12/post-6107.html
大阪府に続き東京都や京都府など、感染力がこれまで以上に高いと言われているオミクロン株の市中感染例が相次いでいる。これが第6波のはじまりとなる危険は高まっており、さらなる対策が求められているが、そんななか、またも吉村洋文・大阪府知事の「やってる感」アピールが目につくようになってきた。
吉村知事といえば、22日に府内で渡航歴のない家族3人がオミクロン株に感染していたことが確認されたと公表。これが国内初の市中感染事例となったわけだが、この日おこなわれた定例会見で吉村知事はこう述べた。
「今回、オミクロン株陽性になったお父さんについては、教員をされているということで、その学校については全数検査をおこないます。現在すでに休校中です」
「学校の教員をされていますので、その学校の生徒さん、小学校の生徒全部(検査を)やる」
すでに休校措置をとっている、小学校の児童全員の検査もやる──。まるで“僕のリーダーシップで万全の態勢をとった”かのような口ぶりだが、しかし、これは吉村知事の手柄ではまったくない。