大阪ビル放火、京アニ事件でもガソリンが…販売店員が嘆く「年に1人は不審客が来るが、どうしようもない」(SmartFLASH)
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「大阪市のように販売をやめる以外、“第3の青葉” を防ぐことはできません」と語るのは、都内のガソリンスタンド店員だ。

「ガソリンを直接買いに来るお客さんには、身分証を見せてもらい、住所、氏名、年齢とガソリンの使用目的を一筆書いていただいてます。

発電機などの燃料がガソリンなので、そういう人たちは以前から買いに来られています。購入者のほとんどは常連さんで、バイクに乗る人だったり、現場作業員の方だったり。とくに社名が入った作業着で来る方は安心できますよね」

だが、なかには販売を断るような不審人物も。

「一度も見かけたことがないお客さんが私服でフラッと来て、新品の携行缶を持って『ガソリンを売ってほしい』と言うんです。過去には身分証を見せてくれと言っても、免許証もなにも見せてくれない方がいました。使用目的もはっきりしなかったので、そのときはお断りさせてもらいました」(同店員)

このような “不審な客” は、年に1人か2人はやってくるという。

「買い慣れているかどうか、怪しいかどうかは店員の直感でわかります。でも、こっちも客商売ですから、必要事項を記入してもらったら、それ以上追及するのは難しい。

仮に谷本容疑者が来ても、売っていたと思います。ましてや、店員の判断で通報するのはハードルが高い。人手不足ということもあり、これ以上複雑な手続きはできません。対策するなら、一律でやめるしかないと思います」(同店員)