子どもにまつわる政策を担う行政の新組織「こども家庭庁」の全体像が見えてきた。
2023年度の創設へ組織のあり方を巡る政府内の検討が大詰めを迎える。
少子化に歯止めがかからず子どもの貧困や虐待といった問題は深刻さを増す。状況を打開する司令塔として期待が集まる。
「子ども中心の行政を確立するための新しい行政組織を設立する」。岸田文雄首相は8日、衆院本会議の代表質問で改めて力説した。
「縦割り行政の打破」を...

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https://www.nikkei.com/article/DGKKZO78519250X11C21A2EAC000/