フランス 接種証明の提示義務化の法案を閣議決定 来月施行へ
2021年12月28日 6時00分


フランス政府は、新型コロナウイルスの感染が急速に拡大する中、ワクチン接種を加速させるため、飲食店などを利用する際にワクチンの接種証明の提示を
義務づける法案を閣議決定し、来月から施行される見通しになりました。

フランスでは先週、クリスマス休暇を前に連日大勢の国民が新型コロナの検査を受け、今月25日には初めて一日に10万人を超える感染者が確認され、
過去最多を更新しました。

こうした中、フランス政府はワクチン接種を加速させるため、今後は、飲食店や美術館などの施設のほか、長距離を移動する交通機関を利用する際などに、
接種証明の提示を義務づける法案を27日、閣議決定しました。

これを受けて今後は原則としてワクチンの接種証明だけを有効とし、検査に基づく陰性証明は認めないということです。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211228/k10013407021000.html