台湾の人気ヘビメタ議員がリコールの危機、陰に国民党急進派か(東洋経済オンライン)
https://news.yahoo.co.jp/articles/61ba54fbeb25685eea550741bb2394dd0e44181e

2021年12月4日、台湾の人気ヘビメタバンド「ソニック」のボーカルであり、かつ立法委員(国会議員)の二足の草鞋を履くフレディ・リムこと林昶佐氏(無所属)へのリコール投票が決まった。投票日の2022年1月9日は、くしくも先にリコールが決まった台中の陳柏惟氏(野党・台湾基進党)の補欠選挙と同日であった。

決定を受け、林氏の地元である台北市の中正万華地区選出の民主進歩党(民進党)系市議会議員らは、リコール要求側の代表で元中国国民党(国民党)の同市議会議員である鍾小平氏(無所属)を批判、相次いで林氏への支持支援を表明した。国政での働きぶりのほか、2021年12月9日と10日にアメリカ主導で開催された「民主主義サミット」直前に行われた関連会議では、アジアから唯一参加した国会議員であることを強調し、台湾にとってなくてはならない議員であることを人々に訴えた。

(以下略