スキー30年 盛衰の歴史
スキー人口は激減
今、スキーをやっている人はどれぐらいいるのだろうか?
日本生産性本部の「レジャー白書」を調べてみると、バブル景気の最中の1990年に1380万人だったスキー人口は、
1993年にピークを迎え、1860万人となったことがわかる。
日本人の7人に1人がスキーを楽しむまでになっていたのだ。
しかしその後減少が続き、2020年は270万人と、ピーク時の15%程度にまで激減した。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211224/K10013400311_2112241433_2112241441_01_03.jpg
スキー場の閉鎖も相次いでいる。
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スキー場の運営者などで作る日本鋼索交通協会によると、
1990年に全国661か所あったスキー場は2021年は442か所まで減っている。
観光政策に詳しい 立教大学 東徹教授
「ゲームや格安で行ける海外旅行など、この30年間でレジャーが多様化する中、
スキーにかかるコストが高いと感じられるようになったのではないでしょうか。
スキーはうまく滑れるようになるまで時間がかかり、魅力が感じられなくなったのでは」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211224/k10013400311000.html