「壊れた」「なくした」パルスオキシメーター、多数返却されず…県「これほど返ってこないとは」

国費負担

パルスオキシメーターの購入価格は1個数千円で、自宅療養者向けに自治体が確保する場合は原則、全額が国費負担となる。こうしたこともあり、
各自治体は積極的に購入・配布してきたが、「回収」まで手が回らないのが現状だ。

埼玉県では、貸し出した延べ約2万8700個のうち6835個が未返却(11月末現在)となっているが、未返却者の確認などに時間がかかり、
督促作業はこれからという。県感染症対策課の担当者は「携帯のメッセージ機能で効率的にやりとりしながら回収することも考えている。
早く返してもらって先々に備えたい」と言う。

札幌市では、保有する約8000個の約25%にあたる約2000個が返ってきていない。市保健所の担当者は「オミクロン株、第6波と懸念がある。
今後、感染が拡大すれば、機器の再購入も検討せざるを得ないが、公金の無駄遣いはできない」と困惑している。

ソースから抜粋
https://www.yomiuri.co.jp/national/20211228-OYT1T50088/