岩手県によりますと新たに感染が発表されたのは、釜石市の団体職員で30代の男性です。

発熱やけん怠感などの症状がありますが、重症ではないということです。

今月23日に羽田空港に到着し、空港でのPCR検査で陰性だったことから、翌日、釜石市の自宅に戻りましたが、
同じ飛行機に乗っていた人にオミクロン株への感染疑いが出て濃厚接触者となりました。

26日、宿泊療養施設に移り発熱などの症状があったため、再びPCR検査を受けて感染が確認されました。

現在は、病院に入院しているということです。

男性には同居している家族4人がいて、PCR検査ではいずれも陰性でしたが、宿泊療養施設で健康観察を受けているということです。

また、男性の帰国後、自宅を数人が訪ねていたことが分かり、
こうした人たちについても検査を行うことにしています。

岩手県ではオミクロン株関連の濃厚接触者が、今回の男性を含めてこれまでに13人確認され、
現在も7人が宿泊施設に滞在しているということです。

岩手県内では、感染者の発表がない日がきのうまで42日間続いていて、発表は先月14日以来です。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20211227/6040012993.html