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おせち料理と一緒に食卓に並ぶ大切なものといえば、「祝い箸」が欠かすことのできないものです。正式には、柳の白木の丸箸を使いますが、両端が使えるよう削られているのが特徴。
片方は人が使い、もう片方は神様が使うとされているので、自分が口をつけた反対側は使わないのがマナーです。取り分ける時などつい反対側を使いそうになりますが、そちらは神様が使うことを忘れずに。
新年を新しい衣類で迎えるというのも日本にある古くからの習慣の一つです。新しい年神様を迎えるにあたり失礼のないように……と、下着や靴下、洋服など、身に着けるものはお正月用の新品を揃えるといった考え方です。
今の時代、全身まっさらで元旦を迎える人は少数派になりましたが、直接、肌に触れる下着類だけでも新しいものを用意して新年の厳かな雰囲気を味わいたいものです。大晦日の夜は、お風呂で丁寧に身を清め、おろしたての下着を身に着けて年越しをします。