性風俗と女性被害(中)差別 高リスクも安全軽視

 性風俗業で働く女性が標的となる事件が全国で後を絶たない。蔑視が犯罪を助長し、安全対策を巡る議論はおろそかにされ続けている。
もう泣き寝入りしたくない。声を上げ始めた女性たちの模索を現場のありようとともに見つめる。

 「風俗を危険な状態にしているのは、この社会の制度と差別です」−。性風俗などで働く人たちが健康で安全に働けるよう支援する団体「SWASH」の
要友紀子さんは、犯罪の背景にある複合的な要因を指摘する。

https://www.kanaloco.jp/news/social/article-790526.html