■業界の「格言」
昔から「相場は記憶のゲーム」と言われるため、過去の歴史を繰り返すといわれます。証券業界には、干支になぞらえた「格言」というものがあります。
「辰巳(たつみ)天井、午(うま)尻下がり、未(ひつじ)辛抱、申酉(さるとり)騒ぐ、戌(いぬ)笑い、亥(い)固まる、子(ね)は繁栄、
丑(うし)つまずき、寅(とら)千里を走り、卯(う)跳ねる」。
2022年は寅年。ということで「寅千里を走り」です。
言葉として颯爽としている印象がありますが、1950年以降6回あった寅年で、株価が上昇した年は1度しかありません。
さらには、寅年は国際的な危機が多いと言われています。
50年・・・朝鮮戦争
62年・・・キューバ危機
74年・・・ウォーターゲート事件
一方で、寅年単体で見ると悪い年ですが、その後上向くことが多いため、あくまで格言と過去の相場だけを見ると「長期投資に向いている年」とも言えそうです。
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4438340.html