タンチョウ、国内未確認の個体群繁殖か 北海道で
社会・調査
2021年12月30日 18:25
ユーラシア大陸個体群のオスと断定されたタンチョウの羽根や、未受精卵とみられる卵(2018年7月、北海道豊富町)=長谷部真さん提供・共同

絶滅が危惧されている国の特別天然記念物タンチョウを巡り、これまで日本で生息が確認されていなかった中国やロシアで繁殖するユーラシア大陸個体群が北海道で繁殖しているとみられることが、関係者への取材で分かった。

専門家は「北海道に生息する個体群との間で繁殖が進めば、絶滅リスクの低減につながる」と歓迎している。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE2932B0Z21C21A2000000/