Naenara−朝鮮民主主義人民共和国
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日本を破滅に追い込む無分別な再侵略策動
−朝鮮中央通信社論評−
最近、日本が自国を取り巻く安全保障環境が厳しくなっているという世論を流して新たなイージス艦「はぐろ」をメディアに公開したのに続いて、対潜水艦戦闘と対空および対水上戦闘、機雷の除去と探索など、多様な任務を遂行できる能力を備えた新型護衛艦「みくま」の進水式を行った。
これは、「周辺の脅威」に対処するという美名の下、法的に禁止されている戦闘力の強化を促して「大東亜共栄圏」の昔の夢を必ず実現しようとする危険極まりない戦争準備策動として、絶対に看過することができない。
今、日本の武力は国際社会に公言した「専守防衛」の使命をはるかに超越して任意の時刻に世界的な戦争を挑発することのできる攻撃集団に伸びた。
日本の当局者らはそれにも満足せず、地上と海上、宇宙空間に伸ばした自国の戦争遂行能力を最高の高さに引き上げるために狂奔している。
毎年、史上最高額の「防衛費」をつぎ込む中、2022年度軍費として今年の当初の予算より583億円も増えた5兆4005億円を策定し、これに最高に増額された今年の軍費追加予算まで決定することで、先端武装装備の開発と購入にいっそう拍車をかけるという腹黒い下心を如実にさらけ出した。
もし、日本が夢見る長距離巡航ミサイルと空母をはじめとする攻撃型戦争装備の導入、特に「敵基地攻撃能力」の保有が現実化される場合、世界はより重大な戦争危険の局面に直面することになるであろう。
周辺諸国を侵略したのにそれに対して反省しない国、過去の戦争犯罪を「正義」に賛美するゆがんだ史観を持っている国は必ず、人類に惨事をもたらす行為を繰り返すことになっている。
日本の再侵略は、時間の問題である。
今、朝鮮と中国をはじめ多くの国が日本の尋常でない軍事大国化策動を高度の警戒心を持って鋭く注視している。
はては、日本の政界内でも日本が想像できなかった危険な領域に平然と入ろうとしていると懸念し、それを阻止させなければならないという声が響き出ている。
「周辺の脅威」うんぬんを並べ立てて起こしている日本の武力増強騒動は、平和守護のための国際社会の反日連合の重要性を浮き彫りにさせるだけである。
日本反動層の無分別な再侵略策動は、日本を二度と再起できない破滅の奈落に陥れるであろう。
2021-12-31