香川の大みそかは“年越しうどん”! うどん店にぎわう
多くの人が「年越しそば」を食べる大みそかの31日、香川県では「年越しうどん」を味わう人たちでにぎわっています。
健康と長寿への願いを込めて大みそかには年越しそばを食べる人が多い中、
香川県では長生きだけではなく、うどんのように太く生きられるよう、「年越しうどん」を食べる風習があります。
高松市の創業およそ60年になる老舗のうどん店では、31日はふだんの3倍の1500玉を用意しました。
訪れた地元の人や帰省客たちは、おなじみの「讃岐うどん」のセルフ式で注文したかけうどんやざるうどんに
自分が好きな薬味を次々と盛り付けたあと、コシのあるうどんを勢いよく味わっていました。
また、持ち帰り用のうどんやそばを家族用に持ち帰る客の姿も多く見られました。
東京から帰省した男性は「ここのうどんがどうしても食べたくて来ました。
子どもの離乳食にもうどんを食べさせるくらい好きです。来年は子どもと元気に過ごしたい」と話していました。
また、地元の70代の男性は「40年以上通い続けているので大みそかも元旦もうどんを食べます。
いつ食べてもおいしい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20211231/8030011897.html