21年の衆議院選挙で立憲民主党は、市民連合を介して共産党・れいわ新選組・社民党と政策協定を結んで戦った。
選挙終盤には、政権交代が実現した場合、共産党が「閣外から協力する」と政権の枠組みを示した。
これにより、共産党が立憲民主党との共闘をアピールする一方で、自民党からは「立憲共産党」とやゆされた。
立憲民主党の前執行部の1人は「選挙協力のために共産党と調整したのは仕方なかった。しかし、共産党が舞い上がって、“政権選択選挙”と銘打ったのが間違いだった」と振り返り、共産党との共闘が、比例票を減らした一因となったと分析した。
それゆえ、泉代表は就任直後の会見で、共産党と「限定的な閣外からの協力をする」とした合意について問われ、「現時点で何かが存在しているということはない」と白紙に戻ったとの認識を示した。
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