北関東に多い「公立高校の男女別学」は時代錯誤か? 共学化めぐる議論の歴史

男女の合格最低点に大差が出ることもあるとして、東京都立高校の「男女別定員」が見直される。
定期的に問題視されてきたが、ジェンダー問題への関心の高まりもあり、2020年ごろから報道とSNSで批判が加熱した。

高校入試をめぐるジェンダー問題としては、公立高校の「男女別学」も昔から議論されてきた。
「公立」なのに性別を理由に受験・入学の資格を与えないことは問題だというものだ。

全国的に見れば、公立の別学高校は1%程度だが、埼玉・栃木・群馬に限っては、
別学の県立進学校が多い。浦和・宇都宮・前橋の各校は東大合格者の多さで知られる男子校で、
宇都宮女子は1875年創設の日本最古の公立女子高校だ

近年では、2003年度に福島県、2010年度に宮城県ですべての県立校が共学化しており、
北関東の3県についても度々話題にはなっている。

宮城県の共学化推進団体が発行した冊子『宮城県立高校の男女共学はどのように実現したのか
わたしたちの活動記録』(2021年)から共学化の推進にあたって起こりうる論点をいくつか紹介したい。
https://nordot.app/849810007964909568?c=41815127160094721&;wid_type=post&wid_host=https%3a%2f%2fsaitama-np.co.jp

なんで高校までは女子は頭いいのにそこから伸びないんだろう・・・