バーニー・サンダース議員、ウォーレン・バフェット氏を労働争議に巻き込もうとする

バーニー・サンダース上院議員がウォーレン・バフェット氏を傘下企業の労働争議に巻き込もうとしていることが大きく報じられている。


労使が先鋭に対立しているのは、バークシャー・ハザウェイ傘下の金属加工会社プレシジョン・キャストパーツの子会社スペシャル・メタルズだ。
すでにストに突入しており、ピケも張られている。
会社側は外部労働者を雇い操業を継続している。

無所属の上院議員として民主党大統領候補戦にも出馬したサンダース上院議員は、かわらず弱者を支援する活動を進めている。
今回、労働組合を支援する中で、プレシジョン・キャストパーツの親会社CEOであるバフェット氏に書簡を送っている。
労働者が公正な契約を結べるよう、バフェット氏に対し争議に介入するよう求めたのだ。

バフェットの投資スタイルは(バークシャーに取り込む場合を除き)ハンズ・オフだ。
優れた企業に投資し、そのまま経営を任せるスタイルだ。
今回もそのスタイルを採り、サンダース議員の求めを拒否したという。
書簡は意見を付さずにプレシジョン・キャストパーツCEOに転送したという。

https://www.financialpointer.com/jp/%e3%83%90%e3%83%bc%e3%83%8b%e3%83%bc%e3%83%bb%e3%82%b5%e3%83%b3%e3%83%80%e3%83%bc%e3%82%b9%e8%ad%b0%e5%93%a1%e3%80%81%e3%82%a6%e3%82%a9%e3%83%bc%e3%83%ac%e3%83%b3%e3%83%bb%e3%83%90%e3%83%95%e3%82%a7/