餅が喉に詰まったら 座った状態で背中を叩いてはダメ!生死を分ける4分間にやるべき3つの処置を徹底解説


心臓マッサージも視野に

完全に意識も失い、ぐったりしてハイムリッヒ法でも出せない場合は、これは窒息の心肺停止状態に近いので、患者さんを仰向けに寝かせて胸骨圧迫、一般に言われる「心臓マッサージ」をする必要があります。

胸骨の下半分を押してください。
胸の厚みの3分の1、5〜6センチ引っ込むぐらいやってください。

スピードは、1分間に100〜120回のペースで押す。
私のおすすめは「ポニョ」の曲です。

ポ〜ニョ、ポ〜ニョ、ポニョ魚の子、青い海からやってきた〜♪
このスピードが120回です。

心臓マッサージは1分間120回ぐらいで押す方が蘇生率が高いので、それぐらいで一生懸命やってください。

胸を押すことによって、それだけでも少し詰まっているものを押し出す力になります。
心臓マッサージを一生懸命頑張って救急車が来るのを待ってください。

そのほかにも、掃除機の先にアダプターをつけて口の中に詰まったものを吸引するという器具も市販されています。
高齢者の施設で扱っているところもあります。

しかし実際に掃除機の先の細いところで取れるかというと、まだ検証されていないのではっきりとはわかりません。

https://news.yahoo.co.jp/articles/358ecd26d729793b5ebf824654544aaafe1909cd?page=1