https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20211228/1070015542.html
「つくばエクスプレス」中間決算 25億円余りの赤字
茨城県つくば市と東京・秋葉原を結ぶ「つくばエクスプレス」は、ことし9月までの中間決算は、新型コロナウイルスの影響が長期化したことから、25億円余りの赤字になりました。
中間決算が赤字となるのは2年連続です。
つくばエクスプレスを運行する「首都圏新都市鉄道」によりますと、ことし4月から9月までの中間決算は、経常損益が25億100万円の赤字となりました。
前の年の同じ時期は40億3500万円の赤字だったことから、15億円余り改善したものの、赤字は2年連続です。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛やテレワークの広がりなどにより、今年度上半期の1日あたりの利用者はおよそ29万7000人と、過去最多だった令和元年度の7割程度にとどまっています。
首都圏新都市鉄道は「利用者は増加傾向にあるが、感染状況の先行きは不透明で業績はしばらく厳しい状況が続くとみられる。新しい働き方や行動様式など社会の変化を踏まえて、経営方針を検討していく」としています。