https://www.dreamnews.jp/kiwame/pressrelease-magazine/11732/
ダメなプレスリリースの雛形を元に書き方を解説
■タイトルのポイント
それではタイトルを見てみましょう。
▼タイトル例
日本初1最速ダウンロード記録樹立!スマートフォン向けカメラアプリ「●●●」、公開後1ヶ月で100万ダウンロード突破しました。「●●●」は、20xx年x月x日(月)の販売開始日から1ヶ月連続で、アプリ紹介サイト○○人気ランキングゲーム部門1位を獲得しています。2
日本初の根拠は?
1インパクトのあるタイトルは非常にメディアの目を引きます。しかし、その情報には信頼性が無ければなりません。検索エンジンで調べて出てこなかったからと、最上級の表現(日本初、日本一等)を用いていませんか?客観的裏付けがなければ、最上級表現の使用は控えましょう。客観的裏付けに乏しいと、景品表示法違反となる場合があります。
タイトルはコンパクトに!
2タイトルはなるべく短く、キャッチ―にが基本です。文章にしてしまうと、内容を理解するまでに時間がかかります。文章にするのではなく、体言止めを用い一言で言い切る形にすると、読み易くなります。
上記を踏まえタイトルを修正してみましょう!
スマートフォン向けカメラアプリ「●●●」、公開後1ヶ月で100万ダウンロード突破
一目で内容が分かるようになりましたね!
本文のポイント
本文の書き出しは、プレスリリースの結論を記載するのが一般的です。
▼本文の書き出し例
アプリ開発を手掛ける株式会社A(本社:東京都港区 代表取締役社長:▲▲▲▲)が20xx年x月x日(月)より発売開始3したスマートフォン向けカメラアプリ「●●●」が、公開後1ヶ月で100万ダウンロードを突破しました。
会社名の前に修飾語があり、誰が【Who】どこで【Where】何を【What】いつ【When】どうする(した)【How】も盛り込まれています。さてどこが適切でないのでしょうか。
発売開始?販売開始?
3発売とは瞬間的な行為を表す単語です。また販売は継続的な行為を表します。ですので、正しくは販売開始という表現になります。発売という単語を使用するならば、「20xx年x月x日(月)に発売した」と変更したほうがよいでしょう。