「コロナ防ごう」と使った布マスク…英国4人に1人「1年間洗ってない」
英国ロンドンの町の様子を写した写真には布マスクをした通行人をよく目かける。
ボリス・ジョンソン首相、ウィリアム王子とキャサリン妃も公式席上に布マスクをしてたびたび登場する。
保健用マスクが普遍化した韓国とは対照的だ。
英国は政府次元で「布マスクを作る方法」を広報するほど一般国民に布マスクを奨励する雰囲気だ。
新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)大流行初期にマスク不足事態を経験し、
保健用マスクは医療関係者が優先して使えるようにしなければならないという認識が形成されたためだ。
デルタ株より伝播力が2〜3倍強いオミクロン株の世界的な拡散でマスク着用の重要性が一層高まった。
英国は現在、全体新規感染事例の90%がオミクロン株の感染だ。
オミクロン株が拡散の兆しを見せると、英国は昨年11月末から公共交通や商店などでのマスク着用を再び義務化した。
では英国人は布マスクをどのように管理しているのだろうか。
先月29日(現地時間)、デイリー・エクスプレス紙等は驚愕のアンケート調査結果を報じた。
新型コロナ検査機関「Medicspot」は英国成人2000人を対象に布マスクの管理実態を聞いた。
その結果、回答者の46%が「布マスクを定期的に洗濯していない」と答えた。回答者はその理由を「(洗濯を)忘れたため」と説明した。
特に回答者の25%は「1年以上同じマスクを使っているが、洗って使ったことはほとんどない」とした。
また、英国人は布マスクを保管する場所として服のポケット(51%)・カバン(41%)・自動車(33%)・トイレ(10%)などを挙げた。
Medicspot報道官はエクスプレス紙に「人々はマスクを使わない時は主に財布や車に置くため洗濯するのを忘れがちになる」と話した。
続いて「だが、布マスクは自分たちの呼吸で汚染されているかもしれず、
表面にウィルス粒子が付着しているかもしれないので定期的に洗って使わなくてはならない」と助言した。
今回の調査では英国成人の2人に1人が布マスクをあまり洗わないという事実が確認されたが、
英国人もマスク着用を重要視していることが明らかになった。回答者の83%が「公共場所でマスクをしない人を見ると腹が立つ」と答えた。
https://japanese.joins.com/JArticle/286246?servcode=A00&sectcode=A00