2021年のVRゲーミングを振り返る:Facebook改めMeta社の一人勝ち、競合他社の次の一手は2022年に
さようならOculus、そしてMeta Quest 2へ
渋谷宣亮
Posted 2022年1月3日11:00
2021年のVR業界は兎にも角にもFacebookがMeta社になったことに尽きる。これは単なる社名変更以上に「Facebookで稼いだ資金をXRとメタバースに突っ込む」というマーク・ザッカーバーグ氏の決意表明であり、これに反応して世界中のあらゆる企業が「ウチもメタバースやります」と揃いにそろってアピールする鶴の一声を体現する事象が発生した。
とはいえ、メタバースはテクノロジー系における一過性のブームでありがちな弊害も生じており、ついでにNFT業界がちょっかいを出してくる微妙な感じになっている。VRは入出力端末のバリエーション、メタバースは端末を使ってやること、NFTはデータの資産化による投機の話だと分類しておけば悪い人にだまされることはない。