ヨーロッパ中世世界の魅力 [857186437]
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本書は国家と地域に目をこらし、中世ヨーロッパの世界システムの様相や統治・政治秩序の体系、
また身分制などの社会秩序、さらには信仰の行方などを丹念に追いつつ解説してゆく。
ポスト・ローマ期の小国家の把握の仕方などは、日本の中世国家と引き比べて考えると、随分、参考になる。
たとえばメロヴィング朝期の王は、ローマの将軍であり、国法の執行役人であって、それは「役人王権」と形容するにふさわしい、といった指摘は、
鎌倉幕府にまさにあてはまる。そのほか、騎士や伯などの在り方も、武士や守護などのシステムとよく似ている。
しかし大きな違いもある。それは何よりもキリスト教と教会の存在であり、中世世界の前提にあるギリシャ・ローマ世界の存在である。
確かに日本中世でも仏教寺院は大きな位置を占めていたが、ヨーロッパ中世のようにキリスト教信仰が
政治・社会・文化をはじめとするあらゆる領域に大きな影響をあたえ、律することはなかった。
その存在感は圧倒的である。 もう中世ヨーロッパを暗黒ということすら古くなってきたな
文明の尺度が結局アップデートされていないというか ためしに町中に肉を置いたらナイフを持った男達が群がってきて肉食いだして
しまいには肉を奪い合ってナイフで殺し合い始めたっていうからな
そういう世界だよ 中世ヨーロッパで最も文明的で最も人口が多く繫栄していた都市はイスラム帝国の首都コルドバ 同時代の日本(平安〜室町時代)とどっちが野蛮だったんだろうな? 日本人が想像する中世ヨーロッパですら実は近世の世界観だからな
マジで闇深な時代だろうな むかしイスラム世界から見た十字軍の本を読んだけど、マアッラ攻囲戦がヤバかった
狂信者のグループが近隣の村を襲って人間を食ってた >>11
十字軍って、現代で言えば「テロに成功して日本を支配したオウム真理教」だからな
あんなんを今でも崇めているキリスト教はヤバすぎ 『美顔王』『鉄の王』フィリップ4世
秘密結社テンプル騎士団を壊滅、教皇のバビロン捕囚、教皇を憤死させ絶対王政を確立
ボルジア家秘伝の毒薬『カンタレラ』「それは雪のように白く、快いほど甘美な粉薬」
政敵を毒殺し教皇へ
↑こういうなろう小説真っ青な逸話が無限にあっていいよね 庶民はかまどを使うには金を払わなけれならずパンではなくオートミール食ってた ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています